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AWSを趣味で調べたこと

AppStream2.0  概算見積もり方法

AppStream2.0の見積もりは超簡単!

 

下記Blogに簡易見積ツール(Excel)が公開されているのでダウンロードする。

https://aws.amazon.com/jp/blogs/desktop-and-application-streaming/amazon-appstream-2-0-releases-a-simple-pricing-tool/

 

手順はこんな感じである。

1000名が同時に最大500台利用するシナリオで概算してみる。

 

  • Excelを開く
  • Total Users in your organization に、1000
  • Instance Typeに、standard.medium
  • AWS Region に、Tokyo
  • Licenseに、Commercial License Included ※これにてマイクロソフトのRDS CALライセンスが含まれることになる。Eduは教育機関、BYOLはライセンスを持ち込みの意味
  • Fleet Utilizationは95%とする。
  • Usage Patternタブへ移動
  • 平日朝8時から18時まで利用する想定なので、以下のようにする。
  • f:id:sha-1:20200419184253p:plain

  • Price Estimatorタブへ戻る。結果を確認する。
  • f:id:sha-1:20200419184335p:plain

  • 読み解くと、以下となる。

  • 月額の仮想デスクトップ(AppStream2.0)に係る費用 $17,345 これには、マイクロソフト係る費用が含まれている。(Windows 2019 OS、Windows RDS CAL )
  • $17,345 * 60 month(5年) = $1,040,700 (108円換算で、112,395,600円)
  • AppStream2.0は、インターネットへの画面転送に係るデータ転送量は上記利用料金に含まれる。
  • 他にAWS部分で計上必要と思われるもの。
  • 仮想デスクトップOSからオンプレミスへの通信費用は別途発生する。(VPNまたはDirect Connect転送料金)
  • 仮想デスクトップのアプリケーション設定の保管領域として、Amazon S3 に5GB/user 用意しておく。
  • AWSのセキュリティ関連サービスの利用料(CloudWatch、CloudTrail、GuardDuty、など)
  • ログ解析のGlue、Athena 
  • AWS以外で計上必要と思われるもの。
  • マルウェア対策は、Defenderで済ますので、0円
  • Windows以外のアプリケーションライセンス費用